循環器内科

循環器内科では、心臓や血管に関する病気を専門に扱っております。代表的な疾患として虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）、心不全、不整脈、弁膜症など命に関わる病気が挙げられます。これらの病気は高血圧や動脈硬化を原因としていることが多く、急性期を乗り越えた後も、禁煙や減塩、適度な運動など生活習慣病に気を付けて自己管理していかなくてはいけません。

• 胸の痛みや圧迫感
• 呼吸困難（息苦しい、息切れ）
• 動悸がする
• 脈が速くなる・遅くなる／脈が乱れる／脈が飛ぶ
• めまい、失神
• 足が腫れる
• 背中や腰が痛い
• 歩行時の足の痛み／足先の色が黒い

循環器疾患の代表的な症状として、上記が挙げられます。その他に気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。問診に加え、適切な検査を行い、緊急、高度な治療を必要とするものは連携医療機関にご紹介いたします。

一般内科・生活習慣病

風邪の諸症状など日常よくみられる疾患をはじめ、生活習慣病（高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満症など）、アレルギー疾患、気管支喘息などの呼吸器疾患、骨粗しょう症を含めた内科疾患全般を診ております。
生活習慣病とは、毎日の食習慣や運動習慣などが原因の一つと考えられている病気の総称であり、これらの病気は長期間にわたる不健康な生活習慣によって徐々に進行し、心筋梗塞、脳卒中、癌などの病気を引き起こしたり、生活の質を大きく低下させたりする原因となりますので、継続的な治療・コントロールが必要です。
また、健康診断での異常の指摘があった時、「何科を受診したらよいかわからない」とお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

当院では睡眠時無呼吸症候群（SAS）の検査・治療を行っております。検査はご自宅にて簡易に行えます。この病気は高血圧症、糖尿病などの生活習慣病と密接な関連があり、放置しておくと心筋梗塞や脳卒中などの循環器系の病気を発症する危険があることが分かっています。1時間に20回以上10秒以上の呼吸停止があった場合、CPAP（シーパップ：持続陽圧呼吸療法）による治療の適応となります。ご心配な方は当院にぜひご相談ください。

発熱外来

当院では発熱外来を行っております。発熱（37.2℃以上）、咳、喉の痛み等の症状がある方は、受診する前に電話連絡をお願いします。
流行状況を考慮し、院内の隔離スペース、またはお車でお越しの方は車内にて抗原検査（新型コロナウイルス、インフルエンザ）を行っております。結果は5分程度で判明します。

禁煙外来

喫煙習慣（ニコチン依存症）は命に関わる危険な病気を引き起こすことがあります。ニコチンは依存性の強い物質です。ニコチン依存症になってしまうと、使用を中止するのは非常に難しくなり、自分１人で禁煙を続けるには限界があります。
当院では医師の指導、管理下で、禁煙補助薬を用いた治療を保険診療にて行っております。予約が必要となりますので事前にご連絡ください。

※経口禁煙補助薬「チャンピックス錠」は2021年以降、日本を含む全世界で出荷停止となっており、処方することができません。現在、保険診療で処方可能な禁煙補助薬はニコチンパッチ（ニコチネルTTS）のみとなっています。

各種検診・健康診断

当院は別府市の健診機関として、生活習慣病健診をはじめ特定健診・大腸がん検診・前立腺がん検診・肝炎ウイルス検診等を行っております。また、定期健康診断や雇用前健康診断にも幅広い検査で対応しております。健診結果に関するご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

予防接種

主に新型コロナウイルス、インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹等の予防接種を行っております。ご希望の方は事前にご連絡ください。